Webでの集客や営業を支援するマーケティング情報メディア

パンダアップデートとは?Googleアルゴリズムアップデートの歴史

SEOに関する歴史・経緯を調べていると必ず出てくる「パンダアップデート」。パンダアップデートそのものについてや、どのような影響があったのかなど気になりますよね。

パンダアップデートは2011年に実施されたGoogleアルゴリズムのアップデートですが、現在はアルゴリズムの一部として組み込まれており、現代においても対策を講じることは重要です。

また、アップデートの歴史を知ることで、Googleがこれからどんなページを上位表示させるのかある程度予測がつくようになります。過去のアップデートの情報を頭に入れておきましょう。

この記事ではパンダアップデートとは何かを詳しく説明し、以下のことを解説します。

  • パンダアップデートとは?
  • パンダアップデートはなぜ導入された?
  • パンダアップデートによるペナルティについて
  • パンダアップデートで高評価されるコンテンツの作り方5つ

この記事を読めば、パンダアップデートを通じてGoogleがどんなコンテンツを求めているのか深く理解することができ、Googleから高評価を受けるコンテンツを作成することができるようになります

パンダアップデートとは?

パンダアップデートとは、英語圏で2011年2月に導入されたGoogle検索アルゴリズムのアップデートのことです。日本では2012年7月に導入されました。

パンダアップデートは、「質の低いコンテンツ」をGoogleの検索結果から削除するために導入されました。2015年7月までに28回アップデートが不定期に繰り返し行われています。

2016年からパンダアップデートはGoogleアルゴリズムに組み込まれました。

Google検索アルゴリズムにパンダアップデートが2012年導入されて以降、グーグルの検索上位結果に質の低いコンテンツが表示されることが明らかに少なくなりました。そして、質の高いコンテンツが検索上位にリストアップされるようになっています。

このパンダアップデートの構造を深く理解することで、今後のSEO対策に役立つでしょう。

パンダアップデートはなぜ導入された?

パンダアップデートが導入される前のGoogle検索結果には、質の低いコンテンツや全く中身のないコンテンツが多くあふれ、質が低いコンテンツにもかかわらず検索上位に表示されていました。

そして、本来なら高い評価を受け検索上位にくるべき、質が良いコンテンツの検索結果が低い状態にあったのです。

質の低いコンテンツが検索上位にあふれていたため、ユーザーは本来求めている質の良いコンテンツの情報を検索結果から探し出すのに時間がかかってしまっていました。Googleはパンダアップデート以前は、ユーザーにとって利益のある情報を的確に提供できていない状態にあったのです。

このことを懸念したGoogleは、質の低いコンテンツを排除するために、検索アルゴリズムの研究を繰り返していました。その結果、質の低いコンテンツを検索上位から省き、検索結果順位が下がるような検索のアルゴリズムの研究に成功。パンダアップデートにより質の低いコンテンツを検索上位から排除し、検索結果全体の11.8%のコンテンツが入れ替わるという大規模な歴史的アップデートを行ったのです。

どんな影響があったのか

パンダアップデートにより質の悪いコンテンツが低い評価を受けるようになりました。具体的にはGoogleは以下のようなコンテンツを、価値のない質の低いコンテンツとみなしています。

自動生成されたコンテンツ

プログラムによって自動生成されたコンテンツのことです。具体的には以下のようなコンテンツのことを指します。

「検索上位を獲得することを目的として、検索キーワードを多く盛り込んでいるが内容に関しては全く空っぽである文章」

「他コンテンツの文章をつなぎ合わせただけの、全く独自性のないコンテンツ」

これらのコンテンツは、自動生成されたコンテンツとしてみなされGoogleより質の低いコンテンツと評価されます。

アフィリエイトプログラム

ユーザーに付加価値を与えることのできる独自性のあるコンテンツを作成することをGoogleでは、推奨されています。

アフィリエイトサイトにとってはこれは重要なポイントです。他のアフィリエイトと十分に差別化できていないアフィリエイトサイトは低い評価を受けます。具体的には以下のようなコンテンツのことを指します。

「商品を紹介するアフィリエイトサイトで、商品に関する説明など全ての情報を販売元からコピーして掲載し、独自のコンテンツを盛り込んでいない」

「独自のコンテンツはわずかに含まれているが、サイトの大部分が商品の買わせるためだけのコンテンツで構成させている」

これらのアフィリエイトプログラムコンテンツは、Googleより質の低いコンテンツと評価されます。

無断で複製されたコンテンツ

検索順位の評価を上げるために、評価の良い内容のものを無断で複製しているコンテンツのことです。具体的には以下のことを指します。

「無断で他のサイトのコンテンツを複製し、独自のコンテンツを加えることなく掲載しているコンテンツ」

「他のサイトの語尾や言葉などをコピーして多少変更して掲載してるコンテンツ」

これらのコンテンツは、無断で複製されたコンテンツとしてみなされGoogleより質の低いものとして評価されます。

誘導ページ

誘導ページとは、検索上位を狙うためにユーザーを特定のページに誘導する目的で作られたページのことです。また、特定のページに誘導するために、ドメインを変更しただけで全て同じ内容のコンテンツを大量に作成しているページのことを言います。

具体的には以下のようなコンテンツのことを示します。

「複数のドメインにほとんど同じ内容の記事を作り、全て同じページにユーザーを誘導するコンテンツ」

「資料請求などをユーザーにさせるためだけに作られたコンテンツ」

これらのコンテンツも、誘導ページとしてみなされGoogleより質の低いものとして評価されます。

ペンギンアップデートとの違いは?

ペンギンアップデートとはパンダアップデートと同じGoogleアルゴリズムのアップデートのことです。しかし、パンダップデートとはアップデートの内容が違っています。

ペンギンアップデートは、2012年4月から導入されたパンダアップデートと同様にアップデートが繰り返し行われてきました。

Googleの品質に関するガイドラインでは「ブラックハットSEO」というSEOの手法が不正であると規定されています。

「ブラックハットSEO」の手法としては検索エンジンのアルゴリズムの欠点をつく形で、品質的にあまり良いとされていないサイトの被リンクを必要以上に多く貼り付け検索順位をあげることなどです。

そして、ペンギンアップデートは、「ブラックハットSEO」を用いるサイトの検索順位を下げるように設計されました。

そのため、「ブラックハットSEO」の手法でペナルティを受けた対象のサイトは、検索順位を落とされたり、一時的にwebサイト自体が検索結果に全く表示されなくなることがあります。

中身のない質の低いコンテンツを取り締まったアップデートは「パンダアップデート」、不正な外部リンクなどブラックな手法を取り締まったのが「ペンギンアップデート」と言えます。

もっと詳しくペンギンアップデートを知りたい方は以下の記事をご覧ください。

ペンギンアップデートとは?Googleのペナルティ対象にならないための対策方法を解説

パンダアップデートによるペナルティについて

以下の4つに該当するコンテンツは、パンダアップデートによりペナルティを受ける確率が非常に高いと言えます。

  1. 自動生成されたコンテンツ
  2. 商品を買わせるためだけのコンテンツ
  3. 無断で複製されたコンテンツ
  4. 誘導ページ

では、上記4つに当てはまるコンテンツが具体的にはどのようなペナルティを受けるのかというと、「検索順位の低下」です。

以前は、パンダアップデートの更新は手動で行われていましたが、現在は自動更新で行われています。そのため、パンダアップデートが自動更新されても何の通知もないため、自身のコンテンツが知らない間にペナルティを受けている可能性も。

自身のコンテンツの検索順位が極端に下がっていた場合は、パンダアップデートの自動更新によりペナルティを受けた、または評価が下がったと考えるべきでしょう。

ペナルティを受けた際には、価値のない質の低いコンテンツとみなされる4つの条件に自身のコンテンツが当てはまらないかを確認してみてください。

パンダアップデートで高評価されるコンテンツの作り方5つ

Googleの品質ガイドラインに沿ってコンテンツを作成していれば、パンダアップデートでペナルティを受けることはありません。ましてや、Googleの品質ガイドラインに沿ってコンテンツを作成していれば、質の良いコンテンツとしてみなされ検索順位が上位になるでしょう。

では、Googleに質の良いコンテンツとして高く評価され、検索順を上位に上げるためには具体的にどのようなことを取り入れてコンテンツを作成していけばいいのかをご紹介します。

以下の5つの内容を取り入れて、コンテンツを作成しすれば必ずGoogleより質の良いコンテンツとしてみなされるでしょう。

オリジナリティがあるか

Googleではユーザーにとって付加価値のある、オリジナルのコンテンツを作成することを推奨させています。独自の考えや意見、自分にしか書くことのできないオリジナリティに溢れた記事を作成することで、Googleより高い評価を受けることが可能。

オリジナリティだけに溢れている記事ではなく、そこにユーザーの付加価値も合わせることでさらに高い評価を受けることができます。

ユーザーの疑問や悩みを解決

ユーザーが訪れやすいコンテンツを作成するためには、ユーザーの疑問や悩みを解消する内容を掲載している必要があります。

ユーザーの疑問や悩みを的確に捉え、完全に解消できる内容を提供できれば、自ずと検索順位は上がっていきます。

体験談など生の声を用いた独自コンテンツ

一つ上の項目で、ユーザーの疑問や悩みを解決する内容のコンテンツを作成することで、Googleより高い評価を受けると説明しました。

ユーザーの疑問や悩みを解決する内容だけではなく、そこに自身の体験談を取り入れてユーザーの疑問や悩みを解決する内容を書くことで、さらにオリジナリティのある独自のコンテンツを作成することができます。

また、体験談を取り入れることでユーザーに共感性を与えることができるため、体験談は非常にコンテンツ力が高いです。

継続的なメンテナンスを

外部リンクを掲載している場合、リンクの期限が切れている場合があります。外部リンクを掲載している記事は定期的にリンクが切れていないかを確認しましょう。

また、タイトルに「20○○版」や記事の内容に「○月○日時点の情報」など、年月日を掲載している場合は注意が必要です。ユーザーは常に最新の情報を求めていますので、古い情報には振り向いてくれません。定期的に年月日を更新して、最新の情報に書き換えるようにしましょう。

ユーザーニーズを網羅する

ユーザーが求めている情報を、上位検索結果に表示されるサイトや知恵袋などから全て網羅しましょう。情報が不足している場合、あなたのサイトに訪れてくれたユーザーは不足している情報を求めて、別のサイトへ行ってしまうでしょう。

しかし、あなたのサイトにユーザーの求めている全ての情報が掲載されていれば、訪れたユーザーはあなたのサイトだけで情報を得ることができます。

他のサイトにユーザーが流れて行ってしまうことがありませんので、あなたのサイトはGoogleより質の良いコンテンツとしてみなされるでしょう。

まとめ:パンダアップデートとは?

パンダアップデートについて解説しましたが、いかがだったでしょうか。

要点は以下のとおりです。

  • パンダアップデートとは、「質の低いコンテンツ」をGoogleの検索から削除するために導入されたもの。
  • パンダアップデートでペナルティを受ける対象は、「自動生成されたコンテンツ」「アフィリエイトプログラム」「無断で複製されたコンテンツ」「誘導ページ」に該当するコンテンツ。
  • Googleより質の良いコンテンツと評価され、検索順位を上位にするためには「オリジナリティがあるか」「ユーザーの疑問や悩みを解決」「体験談はコンテンツ力が強い」「継続的なメンテナンスを」「ユーザーニーズを網羅する」を盛り込んだコンテンツを作成する。

パンダアップデートはサイト自体がいつアルゴリズムによって評価されるかがわからないため、あなたのサイトが気づかない間に質の低いコンテンツとみなされ、検索順位が極端に低下してしまう可能性があります。

質の高いコンテンツと評価されて、検索順位を守るためにも定期的にサイトのメンテナンスを行ったり、記事のリライトを行ってください。

Googleの品質ガイドラインに沿ってコンテンツを作成していれば、あなたのサイトは検索上位となり、パンダアップデートによりペナルティを受けることはないでしょう。