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CTAとは?コンバージョンとの関係と改善方法

「CTAってなに?」「CTAとコンバージョンって関係あるの?」と疑問に感じている人も多いのではないでしょうか?

CTAはコンバージョン数を獲得するために必要な知識で、工夫することでコンバージョンを向上させることが可能です。

このページを読めば、CTAについての理解が深まり改善施策を行うことで、CV数も目標に近づけるようになります。

内容を簡単にまとめると・・・

CTAとは?

CTA(Call to Action)とは、ユーザーがウェブサイト運営者の望む行動をするように誘導する要素を意味します。具体的に言うと、Webサイトを運営している人がユーザーに起こしてもらいたい行動を誘発するテキストや、ボタンなどがこれに該当します。

日本語では、「行動喚起」と訳されます。

以上のようなコンバージョンに相当する行動を起こしてもらいたいときに、その行動を起こしてもらえるようなWebサイト上の要素がCTAです。

CTAとコンバージョン

前述の通り、コンバージョンとはWebサイトの運営者が望む行動を、消費者が成し遂げることを表します。

例えば、あなたがアパレルに関連するWebサイトを運営していたとしましょう。その際に、あなたが最も消費者に望む行動は「商品の購入」だと思います。そのためこのWebサイト上でのコンバージョンは、消費者の商品購入という行動と言えます。その際に、「値下げ」や「ここから購入」などのボタンを設置すると思いますが、このボタンがCTAと呼ばれるものです。

コンバージョンを成し遂げるためにはCTAを工夫するほかなく、CTAという言葉はその改善施策を行うことを前提とした概念と言えます。

5つのCTA改善施策

実際にCTAを改善させるためには、5つの方法があります。

  1. 設置場所を見直す
  2. 「今すぐ」などの単語を入れる
  3. 色などビジュアル(見た目)を検討する
  4. ユーザーの関心を惹きつける文言を使う
  5. ページに応じたCTAを考える

以上の点を気にすることでCTAを改善させることが可能です。

1. 設置場所を見直す

ページ内での設置場所を工夫するだけで、CTAが改善され、コンバージョンを増やすことができます。

具体的には、以下の5つのポイントを抑えることが大切です。

ユーザーがコンテンツを見て気持ちの変化があったとき(購買意欲が湧いたとき)に、すぐCTAとなるボタンを押すことができればコンバージョンを増やすことができるかもしれません。そのため、ユーザーの視野に入る場所にボタンなどを設置することが有効です。

2. 「今すぐ」などの単語を入れる

「今すぐ」に行動したくなるようなセールスコピーを入れることは非常に有効です。

検討中のユーザーにすぐ購入してもらえない場合は、競合の持つ別のWebサイトで購入している可能性があります。せっかくのチャンスを逃さないためにも、「今すぐ」などのセールスコピーの他に、「期間限定」や「数量限定」といったキーワードを含めることも有効です。

人は数が少ないと価値を感じたり、期間が決まっていることで購入意欲を刺激されます。CTAを改善させコンバージョン率を向上させるために、使用する効果的な文言を考えましょう。

3. 色などビジュアル(見た目)を検討する

CTAとなり得るテキストなどを目立たせるためには、以下の5つのポイントがあります。

  1. 色の特性を利用する
  2. 立体的にする
  3. 密集させない
  4. 周囲にも工夫する
  5. 余白をうまく使う

<1. CTAの色に気を使う場合>

色が心理的に及ぼす影響は大きくあります。例えば、「赤」と「青」には正反対の意味があります。赤は興奮させる効果があり、青は冷静にさせることができます。

この考え方をCTAに置き換えると、「申し込み」や「登録」などの入力内容を考えてもらいたい場合には、青色を使用して、「商品購入」や「行動を起こしてもらいたい」場合にはユーザーのテンションをあげる暖色系を使用する、などのアイデアが浮かびます。

各色の効果を以下の表にまとめました。

冷静を与える。精神的に落ち着かせる効果がある。
警戒心、注意力を喚起して、感情的興奮や刺激を与える。
オレンジ楽天的な印象を与える。食欲を増進させる。
明るさや希望を与える。集中力がアップする。
安心感を与える。リラックスさせる効果がある。
優雅や高貴さを与える。集中力アップの効果もある。
力強さ、高級感を与える。
純潔さや上品さを与える。リセットする効果がある。

色はファッションや空間においても重要な要素で、人は感じた印象を無意識に受け止めます。CTAを設置する際に参考にしてみてください。

<2. ボタンを立体的にする>

ボタンを立体的にすることにより、ユーザーの目に留まるデザインにすることができます。「グラデーション」や「影」をうまく使うことで押すことができると認識させる効果があります。

また、ユーザーがCTAをボタンとして認識できるようなデザインにすることで、ユーザーがボタンと気づかずに通り過ぎてしまうなどのリスクを抑えることもできます。

しかし、過度な立体表現は素人のようなビジュアルになりがちで、ユーザーに対して避けられる場合もあるので、程々にすることをおすすめします。

3. ボタンを密集させない

一度にたくさんのボタンを表示させてしまっては、ユーザーどのボタンをクリックするのか迷ってしまいます。人は選択肢が多くなりすぎると、決断できなくなります。

見てもらいたいものが多いからと、ユーザーに対して選択肢を増やしすぎてしまうと逆効果になる場合があるので注意しましょう。

本当にクリックしてもらいたいボタンを優先的に設置してください。CTAとなりうるボタンなどを設置する際には、優先順位とメリハリをつけることを意識しましょう。

<4. CTAの周囲にも工夫する>

「送料無料」や「登録無料」などの文章をCTAとして表示させることで、あと一歩のところで悩んでいるユーザーの背中を押すことが可能です。「購入する」という行動を起こすか迷っている人に対して有益な情報を表示させることで、購入意欲を高めることができます。

<5. 余白をうまく使う>

ユーザーの視線を集めるために、CTAの周りには余白を意識的に作ることが効果的です。

CTA周辺に他の要素があるとユーザーは注意散漫になってしまいます。文章がいっぱいで、本当に伝えたいこと、起こしてもらいたい行動が曖昧になってしまうため、周囲に余白を作ることを意識しましょう。

4. ユーザーの関心を惹きつける文言を使う

「会員登録不要」や「完全無料」、「登録まで5分」などの文言が入っているとクリックした後がイメージできたり、何が得られるのかわかります。

単純に「お問い合わせ」という文言を使用するよりも「無料で相談する」にしたり、難しい専門用語ではなく、わかりやすい文章にするなど、工夫することをおすすめします。

5. ページに応じたCTAを使う

情報収集をするユーザーに対してページの一番上に「購入する」や「お問い合わせ」のボタンがあってもクリックされません。

ページ上で関連のあるところでCTAを設置したり、ハードルの低いCTAを使うことで、クリック率をあげ、コンバージョンを達成することができます。

ページごとにユーザーの特徴を考えて、購入意欲が高い人に対しては、最初から「購入する」や「お問い合わせ」のCTAを設置しましょう。

まとめ:CTAとは?

CTAとコンバージョンについてを解説しましたが、いかがだったでしょうか。

このページの要点は以下になります。

CTAがわからなかった人もコンバージョンとの関係について理解して、改善施策を行うことでコンバージョン数を増やすことが可能です。

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