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SEO対策を行っていく上でも、いくつか種類のある「リンク」は重要な役割を担う存在です。
内部リンクや外部リンク、被リンクといったものをはじめ、ほとんどのリンクが検索順位へ何かしらの影響を及ぼすもの。
そのため、サイト運営をはじめて間もない方でも、きっとその重要性に関してはある程度理解しているのではないでしょうか。
ですが、いくつか種類のあるリンクの中でもそれぞれにきちんと役割があることはわかっていても、知識として適切に理解しきれていない方や、うまく活用できていない方も中にはおられるのではないでしょうか?
この記事を通して、外部リンクについての基礎をおさえていただくことができますので、ぜひ最後まで参考にしてみてください。
目次
外部リンクとは
まずはじめに外部リンクとは簡単にいうと、他のサイトから自分のサイトに向けられたリンクのことを意味しています。
この外部リンクは別名「被リンク」とも呼ばれ、サイト運営を行っていく上で、自分のサイトの人気度合いや認知度合いを客観視することもできるようなリンクです。
例えば、あなたが「ワインダイアリー」というワインの内容に特化した個人的なブログを運営しているとします。
このブログでは、世界各地の気になったワインを紹介するだけでなく、ワインの適切な飲み方や保存方法、長い歴史などをコンテンツとして扱っています。
そのブログを、ワインを飲み始めて間もないワイン好きのAさんが閲覧しており、中でも「ワインの保存方法について解説した記事」に強い感銘を受けたとしましょう。
Aさんは非常に参考になったと感じたため、自分が日記感覚で運営している「Aブログ」で、「このサイトの〇〇という保存方法は特に参考になります!」と、参考記事として、ワインダイアリー内の保存方法に関する記事URLを貼り付けました。
ここで貼り付けられたURLが、ワインダイアリー運営者から見た「外部リンク」に当たります。
この外部リンクは、主にサイトの有用性等をGoogleのアルゴリズムが判断するために用いられるわけです。
しかし、例えば同じようなサイトの規模で同じよなコンテンツを扱っているAサイトとBにもサイトが存在した場合に、どちらを優先的に順位付けするのかといった意味でも用いられるのです。
Aサイトには被リンクが10個ついているのに対して、Bサイトには20個被リンクがついているとします。
すると、たとえ内容や規模感も同じ似たようなサイトであったとしても、Bサイトの方が優先して上位表示されやすい形となります。
ですので、少しでも有用性のあるコンテンツ内容を心がけ、多くの人にシェアしてもらえるようなサイト運営を地道に行っていくのが効果的とも考えられます。
外部リンクとSEOの関係
では、この外部リンクはSEOとどのような関係があるのでしょうか?
先ほども一部例には出しましたが、もう少し詳しく深掘りしていきましょう。
外部リンクはSEOと非常に密接な関係にあるといえます。
Googleの検索エンジンは、外部リンクの数も検索順位の基準の一つとして用いているためです。
また、質の良い外部リンクの数が多ければ多いほどサイトが人気であり実用性・有用性といった意味でも評価されていると判断されるため、自ずと検索順位も向上していきます。
では、この「質の良い外部リンク」と「質の悪い外部リンク」はどういった違いがあるのでしょうか?
質の良い外部リンク
まず質の良い外部リンクとは、自作自演等ではなく、純粋に多くの人から参考になった!といった気持ちや、ぜひ紹介したい!といった気持ちで他サイトに貼り付けられているリンクを指します。
冒頭でワインサイトの話を例として出しましたが、その例にもあったように「保存方法が非常に参考になったのでこちらのサイトも参考にしてみてください」といったことで他サイトにリンクが掲載されれば、質の良いリンクとして認識されます。
このようにして、自然な形で他サイトで紹介され自分のサイトへ読者を誘導してもらえるような、質の良いリンクを増やすためにも、コンテンツを充実させていくことが重要となります。
質の悪い外部リンク
それに対して悪い外部リンクは、質の悪いサイトからの無作為なリンクの挿入等が挙げられます。
ネットの世界には、無数のサイトのURLだけが列挙されただけのサイトや、リンクと文章内容に相関性がなく、他サイトの文章のコピーが書かれているだけのサイトなど得体の知れないサイトが数多く存在しています。
こうしたスパムサイトをはじめ、コンテンツの内容が低質なサイトからの外部リンクは、良い外部リンクとして判断されません。
時々、こうしたサイトに自分のサイトのURLが貼り付けられていることもあったりしますので、後述する外部リンクの調べ方も参考にしながら、定期的なチェックを行なっていきましょう。
外部リンク対策とは
外部リンクについてある程度理解したところで、ここからは具体的な外部リンクの対策についてを解説していきます。
一番自然なやり方としては、サイトを訪れたユーザーが自分のサイトやブログで紹介してくれるような方法ですが、他にも外部リンク対策がありますので紹介していきます。
外部リンク対策
・相互方式
・mybest方式
相互方式
こちらは、関連性の高いサイト同士でリンクを張り合うような方法です。
例えば、飲食店をまとめて紹介する「飲食ナビ」というサイトを立ち上げたとします。
そこにAフレンチというお店とB居酒屋というお店の内容をそれぞれ掲載しました。
サイト内では、AフレンチとB居酒屋の各コンテンツの最下層に「実際に気になる方はこちらから」と各店舗のサイトのURLも掲載し、公開します。
逆に、AフレンチとB居酒屋それぞれのサイト側にも「飲食ナビで紹介されました!詳しくはこちらから!」と、飲食ナビのURLも挿入してもらっています。
この形が、相互方式です。
それぞれ内容に関連もありながら、お互いにサイトや取り扱っているコンテンツのURlを張り合う、相互の関係が築かれた方法となります。
mybest方式
こちらは、少し難しい方法ではありますが、関わる人皆が効果の高い方法になります。
mybestとは、専門家やその道のプロがこだわりのアイテムを紹介しているサイトです。
こちらのサイトでは、実際にしっかりとした知識や経験を持った専門家やプロの方が、文房具や家電等の商品を紹介します。
そこで紹介された商品を製造・販売している会社やメーカーが、今度は自社のホームページやオンラインストア等で「mybestで紹介されました!」と実際に紹介されたページのURLとともに掲載していきます。
こうすることで、mybestというサイトは専門家やプロといったその道の方から信頼性の高い記事を書いてもらえて且つ、各会社やメーカーの公式ページによる被リンクという強力なリンクを得ることができます。
また、各企業やメーカーはmybestで紹介されたということが一つの信ぴょう性を作り出し、そこに付随してそれぞれの道のプロからもお墨付きをいただけたということが、一つの実績ともなるのです。
実際に紹介を行う専門家やプロの方々も、自分はmybestに寄稿したんだということが一つの実績になりますし、mybestに寄稿できるほどの実力がある人なのだという判断も周りからされることでしょう。
こうして全体的な好循環を生み出す中の一つに、うまく外部リンク獲得を入れ込んでおり、しかもその外部リンクが非常に強力であることがmybest方式の大きな特徴といえます。
外部リンクの数を調べる方法
外部リンクは、基本的にチェックツールを用いて確認していきます。
ネット上には多数の外部リンクをチェックするツールが無料で用意されており、中には、有料でも詳細な分析を行うことができるサービスも存在しています。
特にGoogleサーチコンソールやhanasakigani.jp、SEOチェキなどは多くの方が目にするツールかと思いますので、ぜひ一度使ってみることをおすすめします。
まとめ:外部リンクとは
今回は外部リンクについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
内容を改めてまとめると
- 他のサイトから自分のサイトへ向けられたリンク
- SEOと密接な関係がある
- スパムサイト等、リンクが列挙されただけのサイトに注意
- お互いにリンクを張り合う相互方式
- 大手サイトからリンクを取得可能なmybest方式
- 外部リンクはツールを利用してチェック可能
自分のサイトが今どれくらいの数外部リンクが集められているのかは、先述の記事で紹介しているツールで簡単に確認ができます。
外部リンクの数が多くなると、自分のモチベーションにも繋がりますので、定期的に確認しながら質の良い外部リンクを徐々に増やしてみてください。