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株式会社ヴァルワークス
代表取締役・Webディレクター 杉山 紘一
Web制作会社代表。Webマーケティング、ディレクション、Webデザインに精通。 システム開発会社やアプリ開発会社での経験を経て、2015年法人化。デザインやシステム開発、SEOを始めとしたWebマーケティングなどWebに関する幅広い知見を持ち、クライアントのWeb戦略を提案。多くの企業のサイトを手掛ける。
「ホームページを作りたい!」と考えたときに活用できるのがホームページ作成ソフトです。ホームページ作成ソフトを使用すれば、HTMLやCSSなどの専門的な知識がなくてもホームページを作成することが可能です。
この記事では、ホームページ作成ソフトとCMSの違い、ホームページ作成ソフトの選び方、おすすめの有料・無料ホームページ作成ソフトをご紹介します。
ぜひ記事を参考に、あなたに合ったホームページ作成ソフトを見つけてみてください。
目次
ホームページ作成ソフトとは
ホームページ作成ソフトとは、直感的な操作でホームページ(Webサイト)を作成できるソフトウェアのことです。
HTML、CSS、JavaScriptといった専門的なプログラミング言語を学んでいない人でも、ソフト上で画像や文字の配置を決めたり、用意されたテンプレートを組み合わせるだけで簡単にホームページを作ることができます。
プログラミングができる人の場合も、煩雑な作業を省略してホームページ作成ができるため、手間やコストを抑えてクオリティの高いホームページを作成可能です。
ホームページ作成ソフトとCMSの違い
CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)とは、ブログ形式のホームページの作成や管理を行うためのシステムを指します。有名なCMSとしては、WordPress(WordPress)があります。
ホームページ作成ソフトとCMSは、ホームページを作成できるという点では同じですが、オフラインで作業するのか、ブラウザ上で作業するのかといった点に違いがあります。
ホームページ作成ソフトの場合、自分のパソコンにインストールして使用するためネットに接続していないオフライン環境でも作業が行なえます。一方、CMSの場合はインターネットを通じてログインし、オンライン上で作業を行います。
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ホームページ作成ソフトとCMSのメリット・デメリット
ここでは、ホームページ作成ソフトとCMSのメリット・デメリットを一覧表で比較してみましょう。
種別 | メリット | デメリット |
---|---|---|
ホームページ作成ソフト | ・専門的な知識が不要で初心者でも扱いやすい ・買い切りの場合コストを抑えられる ・セキュリティ上のリスクが低い | ・修正が難しいことがある ・テンプレートが限られるため個性的なデザインにできない ・利用できる端末に制限がある(インストール可能台数やライセンス認証台数) |
CMS | ・自由度が高く自分の好きなようにカスタマイズできる ・オンライン環境があれば自由に操作できる ・複数人での管理を行いやすい ・SEO対策が行いやすい | ・ホームページ作成ソフトに比べると専門知識が求められる ・オンライン環境での作業となるためセキュリティ対策が必要 |
ホームページ作成ソフトの場合、パソコンにインストールしてオフライン環境で作業ができるため、セキュリティ上のリスクを抑えられることがメリットです。また、操作も簡単なものが多いため初心者でも比較的手軽にホームページが作成できます。
CMSの場合、知識さえあれば自分の好きなようにカスタマイズできることがメリットです。ただし、オンライン環境での作業となるため個人情報漏洩やページの改ざんリスクがあり、セキュリティ対策をしっかり行う必要があります。
更新頻度が高い場合や複数人でホームページを管理する場合、SEO対策を行う場合はCMSの方が使い勝手はいいといえるでしょう。
ホームページ作成ソフトを選ぶポイント
ホームページ作成ソフトには数多くの種類があり、それぞれ特徴が異なります。選び方を間違えてしまうと、せっかくダウンロードしたソフトを活かせない可能性も。自分の知識やスキル、ホームページを作成する目的なども踏まえて、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
ホームページ作成ソフトを選ぶポイントでチェックしておきたいのは、主に以下の7項目です。
- HTMLやCSSなど専門知識は必要か
- 操作がしやすく、更新の負担がないか
- レスポンシブデザインに対応しているか
- 使いたいと思えるテンプレートがあるか
- 必要な機能が揃っているか
- SEO対策は可能か
- サポート対応は充実しているか
ポイントを押さえて、失敗しないホームページ作成ソフト選びをしましょう。
自分で作るのが面倒ならばプロに任せる選択肢もあり
ホームページ作成ソフトを活用する場合、当たり前ですが自分で作成する必要があります。多くのサービスは初心者にも作りやすいように出来ていますが、「独自ドメイン」や「サーバー」など専門知識が必要な作業がつきまといます。
そしてホームページは作って終わりではなく、セキュリティ対策を含むメンテナンスや更新作業も自身で行っていかなければなりません。自身の事業に専念したい方や自己制作や運用に不安を感じている方は、制作会社に依頼するよりは費用が抑えられる「サブスクリプション型ホームページ作成サービス」がおすすめです。
「サブスクリプション型ホームページ作成サービス」のなかでも基本オプションなしで多機能な「NOTEMA(ノーテマ)」がおすすめです。ドメインやサーバーも全ておまかせでき、デザイン性の高いホームページをプロが提案してくれます。また、更新作業もお任せできるので、ホームページ運用の手間を大きく省くことができます。
【有料】ホームページ作成ソフト4選
ここからは、有料のホームページ作成ソフト・サービスを4つ厳選してご紹介します。
※情報は執筆時点のものです。最新情報やサービス詳細は公式サイトでご確認ください。
ソフト名 | 特徴 | 対象 | 料金 | スマホ 対応 |
---|---|---|---|---|
ホームページ・ビルダー | 自分の経験やスキルに合わせて SP・クラシックかを選べる。 操作性が簡単で初めてでも直感的に作業可能 | 初心者 向け | 【ビジネスプレミアム】 パッケージ版:29,700円 / ダウンロード版:27,500円 【スタンダード】 パッケージ版:17,600円 / ダウンロード版:16,500円 | ◯ |
Dreamweaver (ドリームウィーバー) | プロ向けの編集機能が充実 センスを生かした自由度の高いデザインが可能 | 中級者〜 上級者 向け | 月額:2,728 円(Adobe Dreamweaver単体プラン ) | △ |
SIRIUS2 (シリウス2) | 初心者でも簡単に操作できる SEO対策やサイト高速化のための AMP対応・画像やCSSの遅延ロード WebP形式での画像出力に対応 | 初心者 向け | 31,800円(SIRIUS2本体・1年間無料サポート) | ◯ |
ホームページV4 | 4ステップで簡単に ホームページ制作が可能 | 初心者 向け | ダウンロード版:5,478円 | ◯ |
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ホームページ作成費用の勘定科目は?損金か資産どっち?わかりやすく解説
ホームページ・ビルダー
出典:https://www.justsystems.com/jp/products/hpb/
ホームページ・ビルダーは、一太郎などの日本語ワープロソフトで知られる株式会社ジャストシステムが開発したソフトで、ホームページ作成ソフトとしてはベストセラーの有名なソフトです。
最新のホームページ・ビルダー22は、初心者向けの「SP」とHTMLやCSSを直接編集できる「クラシック」のビルダーがあり、初心者もプロも自分の経験やスキルに合わせて最適なものを選んで利用できることがメリットです。
ホームページ・ビルダー22の特徴を紹介したYouTube動画もあるため、ぜひチェックしてみてください。
Dreamweaver(ドリームウィーバー)
出典元:https://www.adobe.com/jp/products/dreamweaver.html
Dreamweaver(ドリームウィーバー)はAdobe社(アドビ社)が開発・提供するホームページ作成ソフトウェアです。IllustratorやPhotoshopなどクリエイター向けのソフトウェアを数多く取り扱っていることでも知られています。
高度な機能が充実していることが特徴で、プロがホームページ制作にあたり、Dreamweaverを活用することも多いです。テンプレートに沿ったものではなく、自分のセンスを生かした自由なデザインを行いたい方に向いているでしょう。HTMLの編集や専門的な知識が求められるため、初心者の方には向いていません。
Dreamweaverは、WindowsとMacで同一のソフトウェアを使用可能です。また、Adobe Creative Cloudで頻繁にアップデートを行えるため、最新機能を使いたい方にもおすすめです。
SIRIUS2(シリウス2)
SIRIUS2(シリウス2)は、自分でホームページが作成ができるWindows専用のホームページ作成ソフトです。
「必要事項を入力して記事を書く」というシンプルな流れと操作で、HTMLやCSSなどの専門知識がなくても簡単にホームページ作成が行えます。
前のバージョンである「SIRIUS(現在は販売終了)」もアフィリエイトサイトに特化したホームページ作成ソフトとして人気でしたが、「サイトの表示速度」を高速化するための機能を数多く搭載するなど近年のSEO対策の重要性を意識した改善が行われています。
旧SIRIUSのサイトデータの利用や、旧SIRIUSで作成したサイトの編集もできるため、過去にSIRIUSを使用していたという人も利用しやすいでしょう。
ホームページV4
出典:https://www.sourcenext.com/product/pc/hpg/pc_hpg_001661/
ホームページV4はソースネクスト株式会社によるホームページ作成ソフトで、サイト単位でもページ単位でも、ドラッグとドロップで簡単にデザイン変更が行える簡単な操作性が特徴です。
「好きなページデザインの選択」「レイアウト編集」「ページテンプレート追加」「ページへの情報追加」という4ステップで簡単にホームページを作成できます。
レスポンシブデザインにも対応しており、ダウンロード版が5,478円と他のソフトウェアに比べると低価格で利用できるため、コストを抑えたいという方にもおすすめです。
ソフトウェアではなく「無料サービス」もおすすめ
「有料のソフトやサービス、アプリは使いこなせる自信がない」「なるべく費用を抑えたい」という場合は、以下のような無料のソフトやツールといったサービスを活用する方法もあります。
また、現在はホームページ作成「ソフトウェア」を使うよりも、ホームページ作成「サービス」を使う方が主流となっています。この流れは世の中のビジネスモデルが「買い切り型」から「サブスクリプション型」に移行したことが大きな要因かもしれません。近年ではホームページ作成サービスの方が選択肢が豊富で、機能も充実しており、難易度も低いものが多いです。
有料プランやオプションを提供しているサービスも多いため、「無料プランでは物足りないな」と思ったら有料に切り替えることも可能です。今後の展開も踏まえつつ、最適なものを選んでみましょう。
詳しい比較内容は『【2024年最新】ホームページ無料作成サービス14選!メリットとデメリットを比較』の記事でご紹介しています。
「サブスクリプション型のホームページ作成サービス」も検討の余地あり
小規模事業のホームページ制作の場合は、事業を行いながら社長もしくは社員の方がホームページの制作や更新もしなければならない状況になりがちです。そんなときは面倒なホームページの作成と更新をプロに任せられる「定額制型のホームページ作成サービス」の利用がおすすめです。
ご紹介した「有料・無料ホームページ作成ソフト」を使って労力をさいて制作しても、独自ドメインなどによって月額費用が発生します。結局自分で作っても毎月支払うことになる費用が発生し、更新やメンテナンスも自分で行う必要がでてきます。
「定額制型のホームページ作成サービス」は制作会社に依頼するよりは初期費用が抑えられる代わりに月額の費用は発生しますが、更新作業の代行がありホームページ運用の手間を大きく省くことができるので、自身の事業に専念できます。
なかでも基本オプションなしで多機能な「NOTEMA(ノーテマ)」がおすすめです。ドメインやサーバーも全ておまかせで、写真や素材がなくても原稿さえあれば、プロのデザイナーが構成を考えて提案してくれます。
「Webで集客したい」「SEO対策していきたい」と考えている方は、ホームページを作って終わりではなく継続的に手をかけていく必要がありますので、更新をまかせられる「定額制型のホームページ作成サービス」を検討してみましょう。
まとめ
ホームページ作成ソフトを使えば、初心者の方も簡単にホームページが作れます。ただし、中には専門知識が求められるツールもあるため、自分のスキルや経験も踏まえた上で選ぶことが大切です。
無料にせよ有料にせよ、ホームページ作成ソフトを使用する場合は自分で作る必要があり、その労力や更新・メンテナンスにかかる時間なども考慮して自分にあったサービスを選びましょう。