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独自ドメインとは? 初心者向けにわかりやすく解説

ホームページ作成サービスを利用する際に必ず出てくる「独自ドメイン」という言葉。なんだか難しくてよくわからないですよね。本記事では「独自ドメイン」についてわかりやすく解説します。

独自ドメインとは何か?

ドメインとは、とてもわかりやすく説明するとホームページのアドレス(URL)のことです。「独自」ドメインは世界で唯一、あなただけのアドレスを意味しています。

通常、ホームページ無料作成サービスでホームページを開設するときには、サービス提供会社から提供される一般的なアドレスを利用します。たとえばホームページ作成サービスの「Wix」でしたら、初期状態では

https://xxx.wixsite.com/xxx/

のようなアドレスになります。(xxxはアカウント名やホームページ名に置き換わります)

このようなアドレスでは「wix」というサービス名が入ってしまいますし、他の多くのWixで作られたホームページと似たようなアドレスになってしまいます。将来的にアドレスを変更するときも、アドレスを変更する必要が出てきてしまいます。

独自ドメインを使用することで、あなたのホームページアドレスを世界で唯一のオリジナルアドレスに設定することができます。

独自ドメインの利用メリット

独自ドメインを使用することで、以下のようなメリットがあります。

1. 引っ越した後も同じアドレスを維持できる

ホームページを引っ越ししてしまった場合、アドレスが変わってしまうと名刺を再印刷したり、顧客へ連絡したり、様々なコストが発生します。

独自ドメインを設定していれば、その独自ドメインの所有権はあなたにありますので、新しいホームページ(正確にはサーバー)に転送してあげることで、アドレスを変えることなくホームページのお引越しが可能です。

2. ブランドの強化

独自ドメインを使用することで、ホームページに対するブランドイメージが向上します。

例えば憧れの企業やブランドのホームページが、

https://example.wixsite.com/example/

のようなアドレスだったら、「wixsite」を使っているのがわかってしまい、「あまりホームページには資金を掛けてないのかな?」など色々と連想してしまいますよね。

独自ドメインはあなたのホームページを世界で唯一の、オリジナルなものにしてくれます。

3. 信頼性の向上

ブランドの強化と被ってきますが、独自ドメインはホームページに対する信頼性が向上させる効果が期待できます。

独自ドメインではなく、サービスの初期ドメインを使用しているホームページには不安感を感じる方も多くいらっしゃいますし、多くの有名企業は必ずといっていいほど独自ドメインを持っていることからも、企業活動にとって重要な要素であることがわかります。

4. 検索エンジン最適化(SEO)

独自ドメインを使用することで、検索エンジンにおけるあなたのホームページのランキングが向上することがあります。Googleなどの検索エンジンは、独自ドメインを使用するホームページをより信頼性が高いと判断する傾向があります。

5. メールアドレスも任意のアドレスにできる

独自ドメインを使用することで、ホームページと同じドメインを使用したメールアドレスを作成することができます。例えば、

example@example.com

のように自分の好きなメールアドレスを作成することができます。

「独自ドメインは後で設定しよう」はとても危険!

独自ドメインの設定には、DNSやネットワークなど専門的な技術的知識が必要で、後回しにしがちです。しかし、独自ドメイン設定を後回しにしてホームページを運営してしまうと下記のようなリスクが発生するため、早めに独自ドメインを設定することをお勧めします。

ホームページをお引越しするときに大変

ホームページをお引越しするときにアドレスが変わってしまうと、古いアドレスへアクセスするとエラー画面が表示されてしまいます。そのため、新しいアドレスに転送する必要が出てきてしまいます。

利用しているサービスやサーバーにもよりますが、この転送には様々なコストや技術的ハードルが発生してくる可能性があります。

せっかく貼ってもらったリンクが機能しなくなる

ホームページを運営していると、別のホームページからリンクを貼ってもらうことが多々あると思います。

独自ドメインを設定していないと、ホームページをお引越ししたときにアドレスが変わってしまうので、これまで貼ってもらったリンクが機能しなくなってしまいます。リンクを貼っている全てのホームページ運営者にお願いする必要が出てきてしまい大変なコストとなります。

印刷物などを再作成する必要がある

アドレスが変わってしまうので名刺やポスター、フライヤーなど様々な印刷物に掲載されているアドレスを再印刷する必要が出てきます。考えただけで大変そうですね…。

後からでは欲しいドメインが手に入らなくなる

独自ドメインは世界で唯一のものです。例えば「google.com」を買おうとしても、既にかのGoogle社が所有してしまっていますよね。現実世界でいうと、土地と住所のようなイメージです。その土地の所有権を持っている人しか、その住所は使用できないのです。

うかうかしていると、他社があなたの社名のドメインを所有してしまうかもしれません。そうなると、取り戻すのは非常に難しくなります。有名企業が自社サービスの名前のドメインを何億円も掛けて買い戻すというような話もたまに聞きます。

独自ドメインの取得方法

独自ドメインの取得方法について解説します。

1. 独自ドメインの取得先の選択

独自ドメインを取得するためには、ドメインレジストラーを選択する必要があります。有名どころですと「お名前.com」があります。ドメインレジストラーは、独自ドメインの登録や管理を行ってくれる企業です。

2. 独自ドメインの選択

独自ドメインを選択するためには、ドメインレジストラーのウェブサイトでドメインの検索を行います。検索すると、利用可能な独自ドメインの一覧が表示されます。利用可能な独自ドメインからあなたの使用したいドメインを選択します。

3. 独自ドメインの登録

選択した独自ドメインを登録するためには、ドメインレジストラーのウェブサイトにアクセスして、登録フォームに必要事項を記入します。登録後には、確認メールが届くので、手続きを完了します。

4. DNSの設定

独自ドメインをWebサイトに使用するためには、DNS(Domain Name System)の設定が必要です。DNSの設定については、ドメインレジストラーのサポートページを参照するか、Webサイトのホスティング会社にお問い合わせください。

独自ドメインの設定方法

独自ドメインの設定方法は各ホームページ作成サービスや、ホスティングサービスによって違います。ほとんどのサービスにはマニュアルが存在すると思いますので、そちらを参考に設定することをお勧めします。

専門用語が多く出てくると予想されますので、わからない場合はサービスのカスタマーサポートなどに問い合わせてみたほうがよろしいかもしれません。

まとめ

独自ドメインについて解説してきました。専門用語が多く、初心者にはわかりにくい仕組みではありますが、ホームページのアドレスを決定する大切な工程ですので、少しずつ勉強して、早い段階で設定することを心がけましょう。

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