※本サイトは一部アフィリエイト広告を利用しています。
Web広告を介して商品やサービスを宣伝する方法として、今やメジャーな手法となったアフィリエイト。言葉自体はよく耳にするようになったものの、具体的な内容やしくみなどははっきりわからないという方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、広告主向けにアフィリエイトのしくみやメリット・デメリットなどを詳しく解説します。
目次
アフィリエイト広告とは
アフィリエイト広告とは、成果報酬型広告のことです。ブログなど自分のメディアを持っている人に自社の広告を貼ってもらい、その広告の成果によって報酬を支払うという広告手法の1種です。こうしたアフィリエイト広告の媒体主はWebマーケティングのプロとは限りません。特にマーケティングに関する専門知識を持たない一般ブロガーも多数います。こうした第三者に広告を宣伝してもらうことがアフィリエイトの大きな特徴です。アフィリエイトを行う人はアフィリエイターとも呼ばれます。
第三者のメディアに広告を貼ってもらうことで、果たしてそれほど成果がでるものなのかと思う方もいるかもしれませんが、アフィリエイトによって驚くほどの影響をもたらすアフィリエイターも存在します。実際、月に数10万〜数100万、さらには月収1,000万円超えという驚異的な収入をアフィリエイト広告によって得ている人もいるのです。高額の収入が得られるということは、つまりそれだけの成果を上げているということにほかなりません。Webを活用し自社の売上アップに繋げたいなら、アフィリエイト広告を視野にいれるのは非常に重要だと言えるでしょう。
アフィリエイト広告のしくみ
それでは、アフィリエイト広告が実際どのように行われているのか、そのしくみをみていきましょう。
1. 企業がASPに広告を出稿する
アフィリエイト広告を行うため、企業はASP(Affiliate Service Provider)に自社の広告を出稿します。ASPとはネットを介してソフトウェアなどを提供するサービスのことで、アフィリエイトにおいてASPは広告主とアフィリエイターを結ぶ企業・プラットフォームを指します。
2. 広告の媒体主が自分のブログに広告を貼る
広告を出稿した後、アフィリエイターが自分のブログに掲載したい広告を選び、提携を結びます。提携が完了してからアフィリエイターは実際に自分のメディアに広告を貼り付けます。
3. 広告の成果に応じた報酬を媒体主に支払う
アフィリエイターが掲載した広告によって成果が発生した場合、成果に応じてアフィリエイターに報酬が支払われます。なお、成果条件はさまざまです。例えばクリックごとに決められた単価が発生するパターンがあります。メディアの閲覧者が広告を通じて実際に商品・サービスを購入した場合に、決められた金額や購入額の一定の割合の金額が報酬として発生するパターンもあります。また、報酬はASPを通じて支払われます。
アフィリエイト広告のメリット
アフィリエイト広告の出稿を検討するなら、アフィリエイト広告のメリット・デメリットも理解しておきましょう。まずは、具体的なメリットから説明します。
費用対効果が高くローリスク
アフィリエイト広告の大きな特徴の1つが費用対効果が高いことです。例えばさまざまな媒体を活用して大々的に広告を打ったとしても、かけたコストに見合うだけの売上に繋がるかどうかはわかりません。その点、アフィリエイト広告は成果分だけ報酬が発生するため、かかる費用に無駄がないのです。また、あらかじめ成果に対する報酬金額を決めているので、想定外の費用がかかるということもありません。プロモーション費用の大枠を把握しておけるという点は企業にとって安心感があるでしょう。少ないリスクで大きな成果も期待できる、それがアフィリエイト広告の強みです。
Webマーケティングに関する労力を省ける
アフィリエイト広告を活用することで、広告主はWebマーケティングやプロモーションにかかる労力をカットすることができます。広告主が直接あちこちに広告を依頼せずとも、広告を貼り付けるアフィリエイターが増えれば自然と広告の数も増えます。つまり、アフィリエイト広告が拡大していく分、自社が直接プロモーションを行う労力をカットできるというわけです。ただし、アフィリエイターが紹介したいと思うような魅力的な商品・サービスづくりに力を入れる必要があることは言うまでもありません。
なお、アフィリエイターは成果が報酬に直結するため、さまざまなスキルや工夫でもって自分のメディアの閲覧者を増やすよう行動します。一般的にアフィリエイトで発生する広告収入は、メディアの閲覧者数に比例すると言われています。つまり、閲覧者が大勢いるメディアでは高額な広告収入が発生し、反対に閲覧者が少ないメディアでは収入も多くない傾向にあるということです。
また、アフィリエイトで成果をあげるために重要なことは、商品・サービスのニーズが高いターゲット層を見極めること、ターゲット層に効果的なプロモーションを行うことなどがあります。魅力的な紹介文を加えたり、広告をページ内の閲覧者が見つけやすいところに設置したりといった方法も有効です。さらに、ネットユーザーの関心が強いキーワードを分析し、検索にヒットしやすいようページ作りを行うこと、いわゆるSEO対策なども大切です。これらはアフィリエイトだけでなく、Webマーケティング全般において重要だと言えるでしょう。
アフィリエイターがさまざまなWebマーケティングの手法を用いて、広告がユーザーの目に付きやすいようにしてもらえるため、企業は大きな労力を費やすことなく幅広いマーケティングが展開でき非常にお得です。アフィリエイト広告におけるアフィリエイター数には上限はありません。広告と提携してくれるアフィリエイターが増えれば増えるほど、それだけさまざまなメディアで幅広く宣伝してもらえます。広告主とアフィリエイターが噛み合えば、アフィリエイト広告は無限のマーケティング効果があると言えるでしょう。
アフィリエイト広告のデメリット
アフィリエイト広告のデメリットを理解しておけば、活用中に起こり得るマイナス要素をあらかじめ想定し、カバーすることもできるでしょう。具体的には次のようなデメリットが考えられます。
一定の費用がかかる
アフィリエイト広告は成果報酬型の広告なので、普通に広告を出すより費用の無駄を減らすことができ、これによってコストカットが可能です。ただし、アフィリエイト広告を出稿するためには一定の費用がかかるのでその点は注意する必要があります。具体的には、ASPに出稿する際の初期費用、月額費用、成果報酬を支払う際の手数料などが挙げられます。アフィリエイトを行うなら必須の経費ですので覚えておきましょう。
なお、費用額は各ASPによりますが、初期費用は大体5万円ほど、月額費用は3~5万円ほど、成果報酬の手数料は報酬額の30%ほどが相場です。
また、ASPによって得意なジャンルや規模なども異なるので、さまざまなASPを比較しながらどこに出稿するか検討するのがおすすめです。
自社のイメージにそぐわないプロモーションをされる可能性がある
自社のアフィリエイト広告が、必ずしも自社のイメージとマッチした形でプロモ―ションされるとは限らないことも理解しておいた方が良いでしょう。例えば広告会社に自社の広告を出してもらう場合、自社・ブランド・商品のイメージなどを伝えて、そのイメージにマッチした企画を考えてもらうことができます。企画の段階でチェックができるので、広告がイメージ通りにプロモーションされていないと感じれば、それを指摘し改善してもらうこともできます。
しかし、アフィリエイト広告では、基本的に広告主とアフィリエイターとのやり取りはありません。広告主は宣伝して欲しい商品とコンセプト、商品イメージ、ターゲット層など、希望するプロモーションの形を示すことはできます。しかし、実際アフィリエイターがどのような受け取り方をし、どのように自分のメディアで宣伝するかはわかりません。アフィリエイターとの提携時に広告を貼り付けるサイトを審査することも可能ですが、実際に自社の広告がどのような記事で紹介されるかまではその段階では不明です。あまりにも商品・サービスのイメージとかけ離れている場合、また商品・サービスにマイナスになるような場合はプロモーションを中止してもらうことも可能です。ただし、自社のアフィリエイト広告が多くなればなるほど、問題のあるアフィリエイトを見つけるのは難しくなります。
なかなか成果に繋がらない場合もある
アフィリエイト広告は、広告を出稿すれば自動的に大勢のアフィリエイターから提携の申し込みが舞い込み、さまざまな宣伝をしてくれるというものではありません。アフィリエイト広告のしくみの項目でも説明した通り、アフィリエイターは自分のメディアで紹介する広告を選ぶことができます。つまり、せっかく広告を出稿したとしても、アフィリエイターの目になかなか止まらず、提携数が増えない可能性もあるということです。
また、たとえアフィリエイターと提携できたとしても、そのアフィリエイターがどのような記事で、どのような頻度で広告を紹介してくれるかはわかりません。また、アフィリエイターによってマーケティングスキルが異なるため、紹介をしても成果に繋がらない可能性もあります。
このようなリスクを理解した上で、アフィリエイターが「この広告を紹介すれば収入が得られそうだ」と感じるような商品・サービス、広告づくりを行うことが大切です。また、実際に成果に繋げられるよう、アフィリエイターに完全に任せるのではなく、商品・サービス、広告のクオリティを高めるよう企業努力を行うことも欠かせません。
おすすめのASP紹介
ASPとは「アフィリエイト・サービス・プロバイダー」の略で、アフィリエイターと広告主を仲介する事業者を指しています。その中でもおすすめの事業者をご紹介します。
もしもアフィリエイト
もしもアフィリエイトは業界最大手ASPの1つです。
非常に幅広いジャンルを取り扱っており、登録しているメディア・ブロガーも多種多様です。特に広告主にとっては以下のような利点があります。
- 初期費用、月額費用が無料
- 管理画面からメディアへアプローチ可能(無料)
- 管理画面から提携メディアへのメルマガ配信が可能(月10回まで無料)
- 日本アフィリエイト協議会の理事を務めている
- メディア登録数70万超
- インスタグラマーやYoutuberの登録数8000超
他社ASPですとジャンルの偏りがあったり、初期費用月額費が有料だったりするのですが、もしもアフィリエイトはリスクを最小限に抑えてアフィリエイト広告が実施できるので非常にオススメです。無料会員登録が可能ですので、まずは登録してみて、どのようなサービスが受けられるかを確認してみると良いかも知れません。
アフィリエイト広告を理解し上手に活用しよう
副業的に収入を得る方法として人気を集めているアフィリエイト広告ですが、広告主側にもさまざまなメリットがあります。また、しくみもシンプルでわかりやすいため、Webマーケティングの経験があまり多くない方でも取り組みやすいのではないでしょうか。ぜひこの記事を参考に、アフィリエイト広告を理解して、自社のマーケティングに活用してみてください。