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ホームページ作成の5つ方法┃初心者も自作可能!基礎からわかりやすく解説

ホームページ作成 方法

ホームページの作成方法は、大きく分けると5つあります。

なぜホームページを作るのか、どんなポイントを重視するのかによっても適した作成方法は異なるため、自社に合った方法を選ぶのがおすすめです。

この記事では「ホームページを作りたいが、どうすればいいかわからない」という初心者の方に向けて、5つの作成方法とメリット・デメリットなどについて解説します。

ホームページ作成に必要なもの

まずは、ホームページ作成にあたって基礎的な知識を確認しておきましょう。最初に基礎知識を知っておくと、自作するときにも、外部の業者に外注を依頼するときにも役立ちます。

ホームページ作成に必要なものは、以下の4つです。

  • ホームページ(HTMLやCSSによるデザイン)
  • サーバー(ホームページの土地)
  • ドメイン(ホームページの住所)
  • スマホ対応(レスポンシブデザイン)

HTMLやCSSという言語を使って「ホームページ」のデザインを作り、そのデータを「サーバー」に置くことで、閲覧者はホームページを見ることができるようになります。ホームページの住所となるのが「ドメイン」です。

この3つがあればホームページは作成できますが、現代のホームページ作りでは「スマホ対応(レスポンシブデザイン)」も欠かせません。

ここからは、それぞれについてもう少し詳しく掘り下げて解説します。

ホームページ(HTMLやCSSによるデザイン)

ホームページはHTMLやCSS、JavaScriptといったコードを書く(コーディング)ことでデザインを作成します。

テキストエディタを使って自分でコードを記述することもできますが、専門知識がない場合はホームページ作成ソフト・アプリ、CMSなどを使うとテンプレートに簡単な情報を入力するだけで自動でホームページを構築できます。

サーバー(ホームページの土地)

データを置くホームページの土地となるサーバーは、主に「自社で構築」「有料レンタルサーバー」「無料サーバー」の3つがあります。

自社でのサーバー構築は10万円などコストが高額になりがちで、無料サーバーは容量や機能が制限されます。そのため、有料のレンタルサーバーを借りるのがおすすめです。

ドメイン(ホームページの住所)

ドメインとは「http://www.◯◯.com」の「◯◯」の部分のことです。

メインサイトから分割した「サブドメイン」、好きな文字列を入れて作れる「独自ドメイン」があり、独自ドメインがおすすめです。独自ドメインは無料ではないものの、数百円〜数千円程度で契約できます。

スマホ対応(レスポンシブデザイン)

レスポンシブデザインとは、閲覧ユーザーが使用する端末の画面サイズに合わせて自動的に表示を最適化するデザインのことを指します。レスポンシブデザインにすることで、「パソコンでは表示されているのに、スマホではエラーで表示されない……」といった状況を避けることができます。

近年、スマホユーザーが急激に増加しています。スマホ用に最適化したページ構築を行わないと、見にくいページになって離脱率が上昇したり、Googleの評価が下がってしまうため、注意したいポイントです。

代表的なホームページ作成方法5つ

ここからは、代表的なホームページの作り方をご紹介します。

どのやり方が適しているかは、自社が有するノウハウや知識、予算、いつまでにホームページを作りたいかなどによっても変わってきます。それぞれの方法を比較して、ぜひ自社に合ったホームページ作成方法を見つけてみてください。

作成方法メリットデメリット
ホームページ作成アプリを使って自作する・誰でも簡単にスマホだけでホームページを作成可能
・手間やコストが掛からない
・無料の場合は広告が表示される
・他社とのデザインの差別化が困難
・サービス提供元に強く影響される
ホームページ作成ソフトやサービスを使って自作する・使いこなせばクオリティの高いホームページが作成可能・ある程度の知識が求められることがある
・無料の場合は機能が制限される
CMS(WordPressなど)を使って自作する・利用者が多く情報が手に入りやすい
・初心者でもホームページを作成しやすい
・本格的なカスタマイズには専門知識が求められる
HTML・CSS・JavaScriptを使って自作する・制限なく自由にホームページが作れる
・セキュリティリスクが少ない
・専門知識・スキル・ノウハウが必要
・制作に時間が掛かり、思うようなホームページができない可能性がある
ホームページ制作会社に依頼する・完全オリジナルの機能性・デザインにこだわったホームページが作れる
・更新や運用のしやすいホームページが作れる
・コストがかかる
・自社に合った制作会社を探す必要がある

ホームページ作成アプリを使って自作する

最も手軽にホームページを作成できる方法が、ホームページ作成アプリを使う方法です。

パソコンを一切使わずスマホだけでホームページを作れるアプリもあり、作り方も簡単。テンプレートを選択してテキストや画像を追加するというシンプルな手順で、初めてホームページを作る人でもすぐに完成させられます。

非常に手軽に作成できる一方、無料プランの場合は提供元の広告が表示される、テンプレートのため他社との差別化が難しい、サービス提供が終了すればホームページも閉鎖となるなどのデメリットもあります。

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ホームページ作成ソフトやサービスを使って自作する

ホームページ作成ソフト・ツール・サービスなどを活用し、ホームページ制作を行う方法もあります。

無料と有料があり、無料の場合は機能が制限されているケースが多いです。有料の場合は使える機能も増え、手厚いサポートが受けられるなど事業者によってさまざまな特徴があります。

中にはある程度の知識が求められるものもあるため、まずは無料で利用して使用感を確かめてから有料に切り替えるのがおすすめです。

代表的なホームページ作成サービスとしてお勧めなのは「Wix(ウィックス)」です。世界で2億人が使っているメジャーなサービスで、わかりやすい管理画面・豊富なデザインテンプレートと機能が特徴。初心者にもオススメのサービスです。

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CMS(WordPressなど)を使って自作する

「ホームページ作成アプリやサービスを使ったWebサイトではいまいち物足りない……」という場合は、CMSを使って自作してみてもいいかもしれません。

CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)とはHTML、CSSなどの専門知識がない人でも簡単にホームページを作れるシステムのことで、代表的なCMSとしてはWordPress(ワードプレス)が知られています。

CMSはインターネット上で共同編集が行いやすいことが特徴で、有名なインターネット百科事典『Wikipedia』もWikiと呼ばれるCMSで作成されています。

CMSを使うのであれば、世界中に利用者がいるためインターネット上に情報が豊富で、良質なテンプレートが豊富なWordPressがおすすめです。WordPressでプラグインやテーマを活用すれば、Wikipediaのような見た目のホームページを作成することも可能です。

本格的なカスタマイズを行うのは難易度が高いものの、無料で利用できるのでぜひトライしてみてください。WordPressの始め方などについては以下の記事で詳しく解説しています。

【関連記事】

ブログを始めるならWordPressがオススメ!始め方やメリット・デメリットを解説

HTML・CSS・JavaScriptを使って自作する

HTMLやCSS、JavaScriptといったマークアップ言語やプログラミング言語を使ってゼロからコードを書けば、制限がなく自由度の高いホームページ作りが可能です。

ただし、これらの言語を使ってクオリティの高いホームページを作ろうとすると、HTML・CSS・JavaScriptについての知識、Webデザインスキルが求められます。また、FTPソフト、制作ソフト、サーバーなど用意するものも多くなるため、難易度は高め。

「事業のためのホームページが今すぐほしい」「手間やコストをかけずにコーポレートサイトを作りたい」といった場合は向かない方法です。

HTMLでのホームページ作成手順については以下の記事で解説しています。

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ホームページ制作会社に依頼する

「完全オリジナルのクオリティの高いホームページを作りたい、本格的な集客を行いたい」といった場合には、ホームページ制作会社に依頼すると、機能性やデザイン性が高く、成果につながりやすいホームページが作成できます。

コストが高くなり、業者選びやその後の細かな打ち合わせなど手間はかかるものの、更新や運用がしやすいホームページにできるでしょう。

ホームページを作る目的によっては、ホームページ制作会社に依頼した方がいいケースもあります。

例えば、コーポレートサイトやブランディングサイトなど企業や商品・サービスのイメージに大きく影響するホームページの場合、簡易的なサイトだと信頼性や魅力が損なわれてしまう可能性も。

逆に、「起業したばかりでとりあえずホームページが欲しい!」という場合は、無料ホームページ作成ツールやサービスを使ってホームページを作成し、事業が軌道に乗ってから本格的なホームページを制作会社に依頼するという選択肢もあります。

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まとめ

ホームページの作り方にはいくつかの方法があり、目的や予算によっても最適な方法は変わってきます。CVまでの導線設計やSEO対策など、本格的な集客を考えてホームページを作成・運用する場合は専門的な知識が求められるため、プロに相談するのがおすすめです。

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